現在、私はアトランタ近郊に住んでおり、もう10年以上になるでしょうか。
数年前の話しですが、一人暮らし独身で毎日同じ日々をすごす退屈な日々が通りすぎて行く毎日でした。
アメリカのアパート住まいは、とにかく大変で毎年値段が上がるので、お金を貯金したい人は毎年のように自分で引越しをしての繰り返しと言ったとこでしょうか。
私も貯金をしたかったということもあり、とにかく安い場所をさがし、やっとの事で見つけたアパートが築100年以上ということもあって、かなり安い金額で新しいアパート住まいをまた始めることができました。
場所はこちらになります。
やはり安い金額なだけに夏場の大雨には、小さいムカデから大きいムカデがうじゃうじゃ出るようなアパートです。
そんなある夏の蒸し暑い日、あまりにも暑いのでクーラーをガンガンにかけて、日本の母から送ってもらった
日本のテレビ番組をみてリラックスしていたら、急にテレビの音声を出しているコンポの音量が次第に小さくなり、最初はリモコンの誤作動だろと思いリモコンのシグナルの出る先端部分を、反射しないようなものに隠してテレビの視聴を再開しました。
しかしそれから数十秒後信じられない位大きい音量になってしまい、真夜中だったという事もあり慌ててコンポの電源を落としました。そしてまた再開。今度はテレビが着いたり消えたり。。
こういうことに鈍感だった私はあまり気にせずに、日本の番組を散々楽しみました。
金曜日だったということもあり結構な時間になってしまい、確か夜の1時頃だったと思います。
だんだんと眠くなっり、ガンガンに冷房をかけたまま毛布に包まるようにぐっすりと眠りに付きました。
それから何時間たったのでしょうか、時間は覚えてませんが蒸し暑くて起きてしまいました。
あれ?おかしいな?クーラーをつけたまま寝たはずなんだけどな~~??
相変わらず鈍感な僕は、クーラーをつけてまたベッドに戻り毛布を腹の部分だけを隠すようにかぶせて寝ました。
それからまた蒸し暑くてまた目が覚めました。けど何かがでした。明らかに金縛りにかかったことを察知しました。
それから何分たったのでしょうか。ものすごく怖かったです。意識はあるのに動きたいのに動けない。。。
どうしようもう出来ない事を理由にあきらめて目を閉じようとした瞬間、ベッドルームのドアが、カチャ、、、、キーって開くんです。
初めての金縛りのせいか、かなり気が狂ってしまい恐怖に耐えかねてそのまま、気を失ってしまいました。
あさ9時頃に目が自然と覚め、ベッドルームのドアを見るとやはり開いてる。
一度ドアを閉じて、しかっりと閉まることも確かめて。昨日はきちんと閉めてなかったのかな?とか考えてその場を見過ごしました。
またその日の夜、昨晩のこともあり今日は鍵を閉めて寝ました。
そしてまた例の金縛りにかかり、身動きがとれなくなりまた恐怖に脅えて時間が経っていきました。
その瞬間、閉めたはず鍵が カチャ と外れる音がしたと思ったら、またドアがキ~~と開いた。
そして小走りでじゅうたんの上を歩く音が聞こえ、私の寝ているベッドの足元でぴたりと止まり、その瞬間私の両膝の皿の下から脛そして足のつま先にかけて、指先でスーッと撫でてパッと消えたと同時に金縛りもとけました。
かなりの精神的な体力を使ったこともあり、ぐったりで直に眠りについてしまいました。
その日の朝、私はアパートの管理事務所へ行き、こういうことがあったと報告をしたのですが、以外な答えが返ってきました。事務所の人は私の話を聞いて、またか。。。。といいました。
え?またかって、他にも報告した人がいるんですね?って聞いたら嫌な顔をして首を縦に振りました。
霊感のある友達にその話をしたら、その古いアパートはジョージア州で有名なチャタフーチー川の近くにあり、川の近くというのは人の魂などが流れ着く場所になるから、そういった湖などの近くに住むのはお勧めしないとの事。
話を進めているうちに、その友達が確かあそこ、むかし、、、(話が長くなるので以下のリンクを参照)
http://www5b.biglobe.ne.jp/madison/murder/text3/williams_wayne.html
黒人児童が惨殺され、川に捨てられていた事件と同じ川だったよね。ははは。なんていっている友達の事を口をあけたまま見つめる僕。。。
実はつじつまが合うんです。金縛りの僕に小走りで近寄る足の短さはまさに、子供の足音そのものだったんです。
そっか、あそこに住んでる子供の幽霊さんたちは悪戯で、コンポの音量をいじったりしたのかな?とか考えたりもします。
本当に怖くて夜一人で眠れない日々が続き、当時付き合っていたアメリカ人の彼女に頼み込んでしばらく一緒に住んでもらうことになりました。
しばらくしたある日、彼女と私はアパートの事務所内にあるビリヤードで遊んで、外がすっかり暗くなったので事務所を出た瞬間、酷い悪寒を感じました。
そんな僕を見た、私の彼女が 大丈夫よ、相手は子供達だからって言ったんです。え?ちょとまてよ。。お前見えるの?
たしかに彼女は見えていたらしい。しかし例の理由を話した上でしばらく一緒に住んでくれって頼んだ時に、なぜ言わなかったんだい?と聞いたら
だってあなた聞かなかったでしょ。だって。。はっきり言って笑えませんでした。。たくさんいるね。森の中から見えるよって。。おい!!
それから、別の友達に今までのことを話したら、僕の体質上というか先天的なものか何かがそういったものを引きつける物があるらしく、お守りを身につけなさいと言われました。
知り合いに本物のトルコ石を持っている人がいてたので、トルコ石の指輪と首飾りをドアの前に飾ってます。
それ以来は変な現象も起きなくなりました。っというよりも、みのまわりでそのような現象が起きていて、その生活になれてしまい、自分自身が気づいていないだけなのかもしれません。
いまでもトルコ石の付いた指輪は仕事以外の時間は必ず身につけてます。