高校生の時の話です。
当時私はあるリゾートホテルでアルバイトをしていました。
客室係として勤務していたのですがある日シャドーピープルと思われる影を目撃しました。
それは午前中の客室清掃中の事です。
一人で客室に入り押入れの中に布団をしまっていた時に、突然後ろから脅かされた時のようなビクッという感覚に襲われました。
恐る恐る後ろを振り返ると真っ黒い影だけが部屋の中を歩いていました。
すぐに逃げようと思ったのですが金縛りにあって動くことが出来ませんでした。
その影はゆっくりと動いていて私の目の前まで来たところで消えてしまいました。
すぐに客室を飛び出し、もう一人の同僚と共に部屋に戻りましたがその後は何も起きませんでした。
部屋はカーテンを閉め切っていたのでそんなに黒い影が出来るわけもないのに本当に真っ黒の影だけが動いていたのです。
一般的にシャドーピープルは高速移動をしていて目が光っているというものが多いそうですが私が見た影は動きもゆっくりで目も光っていませんでした。
ちなみにこのホテルで複数回別々の人にこの黒い影は目撃されているようです。
またこのホテルですが、実は自殺の名所であった場所の上の海沿いの断崖絶壁にホテルが建てられています。
かなりの数の幽霊の目撃談もあります。
今でも年間数件の自殺事件が発生しています。
※そのホテルは本当に心霊現象が多く自殺者もたくさん出ています。
霊に体を乗っ取られたと思われる人が飛び降りようとして2人がかりで押さえつけたこともあります。
死体の第一発見者になったこともあります。また何かの本に載っているらしくお客から幽霊を見るにはどうしたらいいか聞かれたこともありま
すし、何か気配を感じるので部屋を変更してほしいなど、まさに幽霊の巣窟のようなホテルでした。
それとそのホテルの下には魔の壕と呼ばれる空間があります。そこに海流が全て流れ込むようになっているようで海に飛び降り自殺をした人がそこへ流れ着くようです。
そんな人達の霊も出現しているのでしょうか・・・