目を使わずにものを見る能力。
特に指先などに触れたものの色や、そこに書かれている文字などを知る能力をいう。
この能力について最初に研究したのは、フランスの有名な詩人ジュール・ロマンだといわれる。
彼の研究は1920年に発表され、その後もいろいろな人によって少しずつ研究が進められていたが、63年には旧ソ連の超能力者ローザ・クレショーワが登場して一躍脚光を浴びた。
旧ソ連では盲学校の生徒にこの訓練をほどこしたところ、多くの人々が同様の能力を身につけることができたと伝えられている。
「アイレス・サイト(盲目視覚)」とか「DOP(皮膚光知覚)」、また「ローザ・クレショーワ効果」などともいう。