素粒子よりも、さらに小さいと考えられている超々小型のブラック・ホール。
ミニ・ブラック・ホールとも呼ばれている。
半径は1.5×10(-22乗)センチだが、重さはなんと1トンなどという奇妙な天体だ。
この宇宙が発生したころに、おびたただしい数のマイクロ・ブラック・ホールが発生し、そのうち質量10億トン以上のものが、いまだに残っているといわれる。
そしてこれが10万年に1回の割合で地球に衝突しているといわれている。
それでも地球が平気なのは貫通しているからで、もし地球内部に入り込んだまま出てこなかったら、地球は破壊されてしまうのだ。