心霊スポット名:千本松原(せんぼんまつばら)
海津町油島にある約1000本の松が植えられた堤防で、1940年7月12日には国の史跡にも指定されている。
江戸時代、木曽三川は三つの川が合流と分岐を繰り返すとても複雑な地形だったため洪水による水害が多発し、田畑、家屋、さらには人命まで奪われるといった被害を何度も繰り返していた。これにより1754年に幕府の命令で薩摩藩が工事に当たったが多くの死傷者を出した。この事件は宝暦治水事件としてよく知られている。
心霊スポット名:大観屋敷(だいかんやしき)
地元住人のあいだでは「大観屋敷」と呼ばれている廃墟で、「バイソンの館」などとも呼ばれていた。
心霊スポットとしても恐れられていた場所で、ウワサとなっていた話は、過去に自殺した経営者の霊が現れる、不気味な動物の剥製は夜になると首から血を流し動き回ったり鳴きだす、また宗教団体の集団自殺があったというもの。
この屋敷の正式名称は「天下一家の会 恵那研修保養所」といい、「天下一家の会」会員を無料で招待するなどしていた。
心霊スポット名:後藤別荘(ごとうべっそう)
後藤別荘は、明治大正期の民間毛織物業の先導者として知られる後藤恕作氏の個人別荘だった物件。
後藤別荘は1924年に、ひとつは各務原市鵜沼宝積寺町の木曽川沿いに建設され、もうひとつは岐阜市の金華山下の長良川沿いに建設されたが、1932年に後藤毛織は倒産して手放され、長良川別荘は市営長良川ホテルとして利用された。そして1970年に近鉄に事業譲渡するのを機に長良川別荘は関市池尻に移築されて「孫六苑・阿房宮」として1990年まで結婚式場・遊園地併設として営業された。
その後、孫六苑・阿房宮の建物は廃墟化し、心霊スポット化して肝試しにくる者も多かったという。
心霊スポット名:二股トンネル(朝鮮トンネル)(ふたまたとんねる(ちょうせんとんねる))
木曽川沿いの国道418号線にある二股トンネルは1956年5月に竣工され、別名「朝鮮トンネル」とも呼ばれていて、岐阜県のなかでも危険な心霊スポットとして知られている。
二股トンネル付近は路盤脆弱・幅員狭小・土砂崩が頻発し、「キング・オブ・酷道」と呼ばれているくらい険しい道が続き、トンネル内は全幅・全高が変わり、曲がっていて照明は無く真っ暗。懐中電灯などで照らすと気候によってはモヤがかかっていることもあり不気味。
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