周りは山に囲まれ、田んぼや畑が広がっている静岡県某所。細い道路に突然、不気味な看板が現れる。
看板は白地に黒い謎の線。筆で描いたような感じで、杖をついたお米のお化けのようなものが描かれている。この看板は一か所だけではなく複数個所で見られる。
この看板には、いくつかバリエーションがありヒト型の絵は同じように見えるが、ふきだしに「注意!!」「徐行!!」「スピード落とせ!」といった警告文や、高齢者マークがヒト型の上に描かれている。どうやら、この怪しい不気味な看板は「お年寄り注意」の看板だったようである。
たしかに腰が曲がって前かがみになって杖をついて歩いている老人のように見える。複数の箇所で、この「お年寄り注意」の看板がみられるということは、過去にそれだけ自動車と老人との間で事故が起こったということなのだろうか。
それにしてもこの看板、はじめから「お年寄り注意」と警告文を書けばよいものを、なぜ、パッと見ただけでは何なのか理解に苦しむお米のお化けのような不気味な絵にしたのか。
注意喚起の看板はやっぱりインパクトが大事なのだろう。