フランスの心霊哲学者。
本名:イッポリト・レオン・デニザール・リヴェイユ(1804~1869年)。
カルデックは前世の名だという。
ペスタロッチに教えを受け、教育者、翻訳家として活躍していたが晩年になって友人たちの紹介で降霊会に出席するうちに徐々に霊魂の存在を信じるようになったという。
1857年にカルデックの名で刊行した『精霊の書』は彼が参加した交霊会の記録をまとめて体系化したもので、これは現在でも心霊主義者の聖典としてヨーロッパ諸国やフィリピン、ブラジルなどで多くの支持を得ている。
カルデック派の心霊主義は特にスピリティズムと呼ばれ転生を強く主張するのが特徴である。